まずはクライアントと対面し、予算やリリースの期日などの実務的な情報と、Webサイトの構成やページ数、ターゲット、イメージカラーなど、デザインに関する情報を伺います。Webサイトを制作するうえで最も重要なのは、クライアント(企業・法人・個人事業主)の成り立ちや業務内容を伺うことです。そうすることで、クライアントの個性や強みを明確に捉えることができ、Webサイトの構成やターゲット、イメージカラーなど全てのデザインに反映することが可能となります。
プロジェクトチームを発足し、プランニング・デザイン・コーディングの担当に分かれ、Webサイトの方針を話し合います。プロジェクトにより、担当を復任することもあります。まず最初に取り組むのはリサーチです。クライアントと同業他社がどのようなWebサイトを構築しているのか調査し、差別化できるものを探ります。また、Webサイトへ訪れるユーザーが検索するワードを選出し、重要なキーワードを絞っていきます。リサーチが終わったら、Webサイトの構成を話し合い、デザインが起こせる状態まで推敲を行います。
チームで話し合った内容をもとに、まずはデザインの下書きを起こします。トップページは2~3パターンほど作成し、クライアントへプレゼンを行います。クライアントの希望に沿うトップページが決定したら、残りのページをデザインしていきます。全てのモックアップが完成したら、クライアントに原稿作成の依頼を行います。クライアントから原稿の提出が行われたら、デザイン制作も佳境に入ります。
デザインが終わった後はWebサイトのプログラミングを行います。場合によってはドメインやサーバーを取得し、基本を構築していきます。お知らせや実績など、リリース後も情報を追加していく方針があるWebサイトの場合、CMSで構築することが多いです。CMS化することで、追加情報を投稿しやすくし、クライアントのWebサイト運営を快適に行えるようにしています。リリース前にクライアントへ開発中のサイトを共有し、Webサイトの試作をご覧いただき、問題が無ければそのまま一般公開を行います。